Q:どうして日本の教科書を使うの?

 

日本での体験入学や帰国において、スムーズに移行することができるからです。


 授業校では、どうして簡単な教材ではなく日本の教科書を使っているのかと思われるでしょう。国際児にとって日本語は母語というほど完璧でもありませんが、外国語というほど疎遠でもありません。

 また外国の子ども向け日本語教材が不足していることもあり、教科書が一番適切だと思われます。

 さらに日本の教科書には1年生の「おむすびころりん」、「くじらぐも」、「たぬきの糸車」、2年生の「スイミー」、4年生の「ごんぎつね」、6年生の「やまなし」など素晴らしい作品が数多く含まれています。これらの日本人なら誰でも知っている作品に触れておくことは、日本人として将来生きることを選んだ場合、貴重な経験となるでしょう。また、学齢に合った教科書を学ぶことで、夏休みや冬休みに日本で体験入学した際、すんなりと授業に入ることができるのです。

 台湾の小中学校における国語(中国語)教育は、文章がすべて漢字だけで構成されているため、小学校のうちに「多くの漢字を読み書きできること」「漢字の組み合わせを覚えること」「それらを使って正しい文を作ること」を重点的に行われています。

 一方、日本の国語教育は、文章を理解した上で、作者の意図や主人公の気持ちの移り変わりを読み取ること、それを自分はどう感じたかを表現することを大事にしています。戦争を題材にした作品で「いのち」の学習をすることもあります。授業校の教室では、同じ年齢の同級生の発表を聞くことで、もう一歩自分の考えを深めていくこともできます。台湾の現地校に通う国際児や駐在員子女は日本語の教科書を使って学ぶことで、読解力をさらに高めることができると考えています。

Q:台北日本語授業校の宿題はたいへん?

 

現地校の勉強に支障が出ない量です。


 宿題の量はクラスによって異なりますし、同じ量でも生徒の日本語力によって宿題にかかる時間が異なってきます。もしどうしても時間がかかりすぎてたいへんだという場合は、クラスの教務委員(先生役の保護者)に相談してもらい、最低限提出する部分を

決めるようにしています。

 ただし、週に2時間しか勉強できない日本語授業校の場合、日本語を習得するには学校での授業に参加するだけではなく、

家庭学習が重要であることを理解しておく必要があるでしょう。

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