Q:未就学児が入学前に家庭でしておくべきことは?

 

日本語を使うことは楽しいと思わせる環境を家庭の中に作ってあげてください。

 未就学児が年長クラスや準備クラスに入るために、入学前に必死になってひらがなの読み書きを特訓する必要はありません。

日本語の勉強が嫌いになったら、逆効果です。日本語の「勉強」というよりは、日本語での会話、日本語の本の読み聞かせなど、

日本語を使ってできるだけ楽しいことをさせてあげてください。日本人のお友達と遊ばせることもいいでしょう。

また、日本語の幼児向けビデオをみることもいいでしょう。「日本語=楽しい」というイメージを作っておいてください。

Q:高学年でも入学できるの?

 

 もちろん高学年からでも入学できます。日本語を学習するのに遅すぎるということはありません。


 ただし入学条件にもありますように、「生徒の日本語会話力が学習に参加できる水準に達していること」が重要です。

 これを確認するため、入学前に「参加する学年の一学年下の教科書が読めること」をひとつの目安としています。
 読み書きの力が実際の学齢より遅れている場合は、下のクラスに入ることもあります。

Q:小さいうちから日本語を勉強させてセミリンガルにならない?

 

セミリンガルを恐れてバイリンガル教育をあきらめる必要はありません。


 大人になってしまうとセミリンガルから抜け出すことは難しいのですが、成長過程の子どもの場合は「一時的セミリンガル現象」

として区別すべきだといわれています。

(この一時的セミリンガルに陥りやすいのは特に2歳から4、5歳までの幼児だといわれています。)

つまり環境を改善すれば、セミリンガル現象も改善することができるのです。

 セミリンガルを恐れてバイリンガル教育をあきらめる必要はありません。『言葉と教育』(中島和子著)の中で「バイリンガルは、二つの言葉の『統合した力』を持っているものなので、モノリンガルの
子どもと比べたらそれぞれの言葉がやや低くなるのは当然なのです。バイリンガルは、モノリンガルを二つ足したものと考えて、少しでもモノリンガルと差があると、『セミリンガル』と決めつけるのは穏当ではないと思います」とも指摘されています。

Q:台北日本語授業校にはどのような子が通っているの?

 

8割が日台結婚家庭の子女です。


 授業校の子どもたちの家庭環境をみますと、約8割が日台結婚家庭の子女、約1割が日本人家庭の子女、約1割が台湾家庭の

子女です(2008年9月現在)。

 小さい頃の日本語環境によって、入学時の日本語力には大きな格差があります。同じ宿題でもある子にとっては簡単すぎ、ある子にとっては難しすぎるのです。それでも、年間40回弱の授業を毎年続けるうちに、入学時の差が中学年にかけてだんだん縮まり、

高学年になると大体揃っている傾向にあります。これは母語である中国語が驚異的に伸びる時期に、日本語もいっしょに上達しているのだろうと考えられています。ですから細く長く日本語学習を「継続すること」が一番重要なのです。

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